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技術解説

3D測量で出来ることは?方法、メリット、活用場所も併せて紹介!

3D測量のイメージ - 3Dレーザースキャナによる高精度測量

近年、建設・土木業界を中心に注目を集めている「3D測量」。従来の測量方法と比べて、より詳細なデータを効率的に取得できることから、様々な分野で活用が広がっています。

本記事では、3D測量の基本的な仕組みから、具体的な方法、メリット、そして活用場所まで詳しく解説します。

3D測量とは?

3D測量(三次元測量)とは、土地や建物、構造物を立体的にデータ化する測量技術です。従来の平面的な測量と異なり、対象物の形状を無数の三次元座標データ(点群データ)として取得できます。

取得したデータは、図面作成はもちろん、シミュレーションや変位解析など、様々な用途に活用できます。

3D測量の方法

1. レーザースキャナによる測量

3Dレーザースキャナによる測量の様子

3Dレーザースキャナは、レーザー光を対象物に照射し、その反射を検出することで距離を計測します。1秒間に数十万〜数百万点もの情報を取得できるため、短時間で高密度なデータを得られます。

スキャナには以下のタイプがあります:

  • 地上型(設置型):三脚に設置して使用。広範囲の建物や構造物の計測に最適
  • ハンドヘルド型:手持ちで移動しながら計測。狭所や複雑な形状の計測に威力を発揮
  • 車載型・MMS:車両に搭載して走行しながら計測。道路や街区の広域計測に使用

2. ドローンによる測量

ドローンによる3D測量

ドローンにカメラを搭載し、上空から大量の写真を撮影。それらの画像を合成・解析(フォトグラメトリ)することで3Dモデルを作成します。広大な土地や屋根など、地上からアクセスしにくい場所の計測に適しています。

3D測量のメリット

3D測量のメリット - 高精度なデータ取得
  • 広範囲を短時間で計測

    従来の測量では数日かかる現場も、数時間で完了できるケースがあります

  • 最小限の人員で実施可能

    1〜2名のオペレーターで効率的にデータ取得が可能

  • 高精度なデータ

    ミリメートル単位の精度で計測。複雑な形状も正確に記録

  • デジタルデータとして活用

    CAD図面作成、3Dモデル化、BIM/CIM連携など幅広い活用が可能

  • 危険な場所も安全に計測

    非接触で計測できるため、崖や老朽化した構造物も離れた位置から測量

3D測量の活用場所

3D測量の活用場所 - 建設現場での活用

3D測量は、以下のような様々な分野で活用されています:

建設・建築

住宅配置計測、既存建物の図面作成、建物の傾き調査

工場・プラント

設備配置の現況把握、配管ルート計画、改修工事の事前調査

土木・インフラ

道路・橋梁の点検、トンネル内空計測、堤防の変位監視

文化財・遺跡

歴史的建造物のデジタルアーカイブ、遺跡調査、修復計画

災害対策

土砂災害警戒区域の計測、被災状況の記録、復旧計画

森林・農業

森林資源量調査、地形解析、農地の高低差測量

まとめ

3D測量のまとめ - 点群データの活用

3D測量は、従来の測量では難しかった複雑な形状の計測や、広範囲のデータ取得を可能にする技術です。建設・土木はもちろん、文化財保存や災害対策など、様々な分野で活用が広がっています。

「こんなことに使えるの?」「うちの現場でも対応できる?」といったご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。専門スタッフが丁寧にご説明いたします。

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